スーツや制服など毎日は洗えない服のニオイの取り方

簡単に洗濯できないスーツやジャケットなどは普段のお手入れでニオイを取り除くことが大切です。

簡単に洗えない服のニオイをとる手順

本当は毎回お手入れをすれば完璧なのですが、面倒な人は週一回だけでも体臭がうつるのを防げます。
焼肉やバーベキュー、タバコのニオイがついてしまったときなどニオイが気になるときにもおすすめ
  1. まずはホコリを落とします。服をハンガーに掛け、毛の柔らかい洋服用のブラシで優しくブラッシングします。襟があるものは襟を立てて裏までブラッシングしましょう。
  2. ポケットの中も必ず確認して、糸くずやゴミなどを取り出して捨ててください。ついでに糸のほつれがないか?ボタンは取れかかっていないか?シミがないか?など全体的にチェックするとよいと思います。
  3. ハンガーにかけたままスチームアイロンの蒸気だけを全体的にかけます。シワのあるところは重点的にスチームをかけてシワをのばします。30分くらい風通しのよいところにかけておくと服が乾燥するときにニオイが抜けます。
  4. 最後に無香料の消臭スプレーをかけ、しばらくハンガーに吊るしたまま乾燥させておきます。化学薬品が苦手な方はお酢を使った天然のスプレーでも消臭できます。(後ほどつくり方を書いておきます。)
  5. 十分乾いてからクローゼットにしまいましょう。部屋に吊るしたままだとホコリもかぶりますしニオイもうつる恐れもあるので必ず収納します。
スーツを着て臭くないぜと笑う男性の写真

クローゼットもひと工夫でニオイを予防

クローゼットの中に小さな空気清浄機を入れておきます。
イオンなどで消臭と除菌ができるタイプがオススメです。
空気清浄機のイラスト
空気の流れができ湿気も抜けるのでカビも防げます。

衣替えなどで長期間使わないのであればしまう前にクリーニングに出しておきましょう。

天然素材の手作り消臭スプレー

最後にお酢のスプレーの作り方です。
お酢を10倍の水で薄め、スプレーボトルに入れるだけ
例えばお酢10mlだと水100mlと混ぜます。
簡単ですね。

お酢は砂糖やうまみ成分などが入っていない純粋なお酢(穀物酢など)を使います。
寿司酢などは砂糖が入っているのでやめましょう。
水は水道水で構いません。
スプレーボトルも100均のもので十分です。
スプレーボトルのイラスト
お酢30mlと水300mlを混ぜると350mlサイズの容器に収まります。

このお酢スプレー、通称『酢プレー』は下駄箱や靴に使っても大丈夫です。
お風呂、トイレの臭い消しにもつかえますよ。
ペットのニオイのついたじゅうたんなどにも使えます。
少し離れたところからまんべんなくスプレーするだけですよ!

以上、毎日は洗えない服のニオイの取り方でした。
お役に立てば幸いです。

生乾きで臭くなってしまったときは『洗濯後も残るぞうきんのような生乾き臭を取る方法』も参考にしてください。