それぞれ毎日の食事で改善されるので是非参考にしてください。
体臭を減らす基本的な考え方
- 皮脂をなるべく出さない
- 脂肪を酸化させない
- 老廃物を溜め込まない
- 腸内環境を整える
食の欧米化で日本人の体臭は以前より強くなっていると言われています。
皮脂をなるべく出さない
体表面の皮脂が酸化されると体臭の原因となるニオイ物質になります。
その皮脂を作り出すのが油脂分の多い食材、特に常温で固形になる脂を含んだ食品です。
具体的には肉類、特にラードや牛脂、バターなどをあまりとらないようにしましょう。
タンパク質を摂るには肉より魚、魚より豆腐などの大豆製品がオススメです。
また油はエクストラバージンのオリーブ油がいいそうですよ。
脂肪を酸化させない
皮脂は常に分泌されているもので皮膚を乾燥などから守る働きがあります。
ところが時間がたって皮脂が酸化された過酸化脂質はニオイ物質へと変わります。
体内でも同様に日々酸化されているのですが、その原因は活性酸素。
普通の酸素より反応性が高く、細胞を傷つけてガンや生活習慣病など様々な病気の原因になっています。活性酸素で老化しているんですね。
この活性酸素をできるだけ減らすことが加齢臭など体臭を減らすだけでなく、生活習慣病などの予防にもつながります!
身体には活性酸素を無害化する酵素があるのですが、タバコや排ガス、紫外線やストレスなどにより活性酸素が増えすぎると体内で処理しきれなくなります。
増えすぎた活性酸素を無害化することができる抗酸化物質を含んだ食品を積極的に摂りましょう。抗酸化ビタミンA,C,Eやファイトケミカルと呼ばれるポリフェノールなどです。
増えすぎた活性酸素を無害化することができる抗酸化物質を含んだ食品を積極的に摂りましょう。抗酸化ビタミンA,C,Eやファイトケミカルと呼ばれるポリフェノールなどです。
- ビタミンA を含んだ食品(ブロッコリー、ほうれん草、トマト、ニンジン、カボチャなど)を食べる
- ビタミンC を含んだ食品(ピーマン、レモン、菜の花、キャベツ、カリフラワーなど)を食べる
- ビタミンE を含んだ食品(ナッツ類、モロヘイヤ、しそ、パセリ、ゴマ、オリーブオイルなど)を食べる
- ポリフェノール類を含んだ食品(緑茶の茶カテキン、ゴマのセサミン、大豆のイソフラボンなど)を食べる
赤ワインもポリフェノールが豊富ですがアルコールの飲み過ぎは逆に活性酸素を増やしてしまうのでほどほどに。
老廃物を溜め込まない
食事で入ってきたタンパク質が分解されずに腸内に長く溜まったままの状態になると、腸内の悪玉菌によって腐敗や発酵が進み、毒性物質(インドールやスカトール、硫化水素など)が発生します。
悪臭の代表でもあるこれらの物質はある程度は肝臓の働きで無臭化されますが、処理しきれなかったものは血液に入り身体中をぐるぐる巡って体臭や口臭の原因となるそうです。
いかにも身体に悪そうですね。そうならないようにするためには食物繊維を多く摂取することです。
悪臭の代表でもあるこれらの物質はある程度は肝臓の働きで無臭化されますが、処理しきれなかったものは血液に入り身体中をぐるぐる巡って体臭や口臭の原因となるそうです。
いかにも身体に悪そうですね。そうならないようにするためには食物繊維を多く摂取することです。
- 食物繊維を多く含んだ食品(乾燥ひじき、切り干し大根など)を食べる
- 動物の肉は脂質も多く消化に時間がかかるので、タンパク質を摂るためには大豆(豆腐など)を食べる
食物繊維が腸内をきれいにして悪玉菌なども一緒に便として排出してくれます!
腸内環境を整える
食物繊維を多くとって腸内の悪玉菌を減らしたら、次は善玉菌を増やすこと。
善玉菌環境を整えるには発酵食品を取り入れましょう。
発酵食品は腸内の腐敗物質を燃焼させ乳酸菌などの善玉菌を増やす効果があります。
- 発酵食品(味噌、ぬか漬、キムチ、納豆、チーズ、ヨーグルト、酢など)を食べる
腸内のビフィズス菌などの乳酸菌は消化吸収を助けてくれる働きがあるので、それを直接補うためには毎日ヨーグルトを食べるのが一番効果的だそうです。
そのビフィズス菌を元気に育てるのがオリゴ糖。
オリゴ糖をたくさん含むのは大豆、ごぼう、アスパラ、玉ねぎ、トウモロコシなどです。
オリゴ糖自体も売っているので砂糖のかわりに料理に使うことができればいいですね。
で解説していますので参考にしてください。
そのビフィズス菌を元気に育てるのがオリゴ糖。
オリゴ糖をたくさん含むのは大豆、ごぼう、アスパラ、玉ねぎ、トウモロコシなどです。
オリゴ糖自体も売っているので砂糖のかわりに料理に使うことができればいいですね。
- オリゴ糖を摂る(可能なら砂糖の代わりにオリゴ糖を使う)
で解説していますので参考にしてください。
体臭を減らす食事法のまとめ
体臭を少なくするための食事は古くからの和食メニューが一番良い。
体臭を抑えるためには、油脂を多く含んだものを食べないようにする。
タンパク質を摂るなら肉より魚がよく、魚より豆腐がよい。
抗酸化ビタミンやポリフェノール類を多く含んだ色の濃い野菜類を食べる。
老廃物を溜め込まないように食物繊維を多く取り、発酵食品を食べて腸内環境を整える。
ヨーグルトとオリゴ糖を取り入れるとさらによい。
当然ですが一食だけ変えてもダメですよ。毎日バランスよく食べることが大切です!
以上、体臭を減らす食事法でした。